【重要】AIに文書を評価させる危険性
AIはプロンプトに対して忠実に応答します。"文書"を「褒めろ」と指示すれば美辞麗句を並べて"文書"を褒めますし、「貶せ」と指示すれば罵詈雑言を並べて"文書"を貶します。「"文書"の問題点を指摘して」と指示すれば、AIは必ず「問題点」を指摘します。複数のモデル/文書の組み合わ...
サルが書いたブログ
さて、今月(2025年6月)に入りAIに関連するブログを幾つか公開しました。各ブログをAIに読ませて「感想を書いて」などと指示すると、AIは「経験に裏付けられた深い洞察に感銘した」「バランスが取れた論理展開は非常に説得力がある」……と美辞麗句を並べてブログを褒めてくれます。...
箇条書きのすすめ
ブログ「 AI翻訳に関する私見(3) 」で、(誤訳を誘発しないという観点からは)明細書の文は短い方がいいと書きました。今回はその補足です。当該ブログで紹介したマクロ「色deチェック」で対訳表を作成した場合、以下のように、原稿と訳文とが文毎に左右に並べて表示されます。...
AIによる明細書作成の思考プロセス
前回のブログ「 AI生成特許明細書の評価 」で書きましたように、AIが生成する明細書は、法的にも技術的にも不十分です。それでもなお、単純なプロンプトから「それらしい」明細書を書き上げるAIの能力には驚かされました。今回は、「 生成AIが書いた特許明細書(猫用自動給餌装置)...